不動産投資のタイミング
今さらの話題ですが、某銀行のずさんな融資が明るみになってますね。
わかっている人はわかっていたことです。
なお、関西にも爆弾を抱えている金融機関はあります。
大手銀行はずいぶんと前に不動産融資への蛇口は絞っていました。
利回りが下がり過ぎてますので、適切に担保評価すると、当然のことです。
投資用不動産の購入は、これまでREITが牽引してきました。
しかし、今の利回りでは配当利回りの確保ができず、REITでは物件を買うのが難しくなっています。
そこで登場するのは、外資系ファンドになります。
彼らはイールドギャップ(長期国債利回りと不動産利回りの開差)を理由に、今の利回りはまだ高いと考えるのです。
リーマンショックの経験を踏まえると、彼らが目立ってくると、好調な不動産投資マーケットも終わりが近いといえます。
終わったあと(不動産価格が下落したタイミング)が個人投資家のチャンスでもあるので、機を見計らわねばなりません。
しかし、終わってしまうと、金融機関の融資姿勢も厳しくなるので、どれだけ自己資金をプールできるかがカギです。
なお、今後の不動産マーケットは、インバウンド(外国人観光客)の動向にかかってると思います。
この辺の話はまたいつか。
繰り上げ返済、どうしようかな。