不動産の価格
不動産の価格を決める方法には3つの方法があります。
原価法、取引事例比較法、収益還元法です。
原価法はコストアプローチ、
取引事例比較法はマーケットアプローチ、
収益還元法はインカムアプローチです。
賃貸不動産は、収益還元法により価格が決まります。
都心の賃料の高い立地であれば、基本的に収益還元法の価格が、他のアプローチよりも高く算定されます。
しかし、金融機関は原価法の価格(土地価格+建物価格)も加味して担保価値を見てきます。
なので、賃貸不動産の売買価格よりも担保価格が低くなり、不足分の自己資金が必要となるのです。
でも、この考え方って、正しいと思ってます。
私も、投資不動産の選択にあたっては、土地の価値も重視して見ています。
建物を壊した後にどれだけの資産価値が残るのか、
その土地の有効利用は何か、
例えば、建て売り住宅地として不動産業者に売れるのか。
低金利などにより、現在の不動産マーケットは良すぎる状況です。
この五年くらいで不動産投資を始めた人は、マーケットが反転したときの怖さを知りません。
またどこかで記事にしますが、新築区分マンション投資なんて、最低の投資商品ですよ。