遵法性の問題
結構前の話になりますが、ダイワハウスさんの建築基準法違反のニュース。
うちの賃貸併用住宅は、当てはまらないとのことで問題ないようです。
入居者さんからもクレーム、問い合わせはありません。
悪質な違反ではなさそうですが、最近のR社問題や免震ダンパー改ざん、古くは姉歯事件など、
瑕疵や問題があってもオーナー側では気づきようがありません。
今でこそ遵法性やコンプライアンスは重要で、検査済証がない物件は融資を受けられないこともあります。
大阪では、昭和や平成初期のマンションなんて検査済証がないのはザラにありますし、
違法増築や車庫部分の店舗への転用もあれば、確認申請図面上は五階建なのに、実際は六階建なんてケースも。
中古物件の融資で問題になるのは、この遵法性違反と耐用年数です。
原則として耐用年数を超える融資を銀行はできません。
しかし、その耐用年数は非常に短く、木造住宅なら22年です。
でも、現実の木造住宅が22年で朽ちるかというと、そんなわけありません。
耐用年数の話は、また次回。