xevoで賃貸併用住宅を建ててみた

親の土地に賃貸併用住宅を建てます。プランや資金計画、失敗しない賃貸運用を記録していきます。

自宅面積50%未満の住宅ローン

住宅ローンを使える要件は、自宅部分の面積が延べ床面積の半分以上あることです。

しかし、一部の銀行では、半分未満でも住宅ローンを使うことができます。

 

まず、シェアハウス問題で話題になった某銀行です。

ゆうちょ銀行と提携して扱っていましたが、提携解消したので、たぶんなくなっているでしょう。

金利が非常に高く、住宅ローンならではの超低金利というメリットがない商品でした。

 

もう一つはハウスメーカー提携ローンで、自宅面積3分の1までOKというものです。

使える銀行は一行だけでしたし、ダイワハウス以外のハウスメーカーで対応しているかはわかりません。

賃貸部分の収益性が確実に見込める立地であることも条件の一つでした。

それ以外にも、毎年確定申告の資料を銀行に提出するなどの細かい条件があります。

保証会社の関係で、融資額や金利面など若干不利ではありましたが、気にするほどではなかったです(変動0.555%)。

 

この裏技(?)を使って自宅面積半分未満の賃貸併用住宅で住宅ローン融資を受けることができました。

銀行の担当者も「こんなローンあったんだ」という反応で、銀行内でも認知されていない商品のようです。

私以外に使った人いるんでしょうか。

 

これで融資を受けられたのは良かったのですが、次に住宅ローン減税は大丈夫なのかが心配になりました。

住宅ローン減税にも自宅面積半分以上の要件があったからです。

不安になりダイワハウスの営業に聞いたところ、税務署に問い合わせてくれました。

 

税務署の回答では、区分所有登記(自宅と賃貸を別々に登記)をすることで、自宅部分の面積比に基づき、住宅ローン減税を受けられるとのことでした。

税務署からの回答であれば安心です。

しかし、いざオンラインで確定申告しようとすると、自宅面積の箇所でエラーになってしまい、直接税務署に行くことに。

エラー箇所について担当者に手書きで補足してもらい提出しました。

そして無事に還付金をいただきました。

 

イレギュラーな賃貸併用住宅ですが、適法に住宅ローンを利用していますよ。