xevoで賃貸併用住宅を建ててみた

親の土地に賃貸併用住宅を建てます。プランや資金計画、失敗しない賃貸運用を記録していきます。

賃貸不動産収支(支出1)

賃貸併用住宅である我が家の収支を検討していきます。

収入のまとめが終わったので、今回は支出について考えてみます。

 

賃貸住宅経営において発生する費用は以下のものがあります。

 

  1. 維持管理費
  2. 水道光熱費
  3. 小修繕費
  4. 経営管理委託費
  5. テナント募集費
  6. 公租公課
  7. 損害保険料
  8. その他費用
  9. 大規模修繕積立

 

今回は維持管理費について検討します。

 

ここでいう管理費は、建物の維持管理にかかるコスト(Building Maintenance fee)です。

大きく分けると、清掃費と法定点検費に分けられます。

 

マンションの共用部分(外構、エントランス、共用廊下・階段など)の清掃は当然オーナーの負担です。

清掃も日常清掃と定期清掃に分かれます。

日常清掃は、週に2~4回行い、ゴミ出しの日に合わせるのが一般的でしょう。

定期清掃は高圧洗浄やポリッシャーなどを使った大がかりな清掃で、年に1~2回行います。

賃貸併用住宅の場合、オーナーが住んでいるので、日常清掃は自前でやることができます。

定期清掃も、機械を買えば自前対応が可能でしょうが、専門業者にお願いで良いかなと思ってます。

費用がいくらぐらいか見積もないのでわかりませんが、共用スペースはほとんどないので、年に一回として2万円くらいでしょうか。

 

法定点検は、消防設備点検、エレベーターの保守点検などがあります。

我が家については、エレベーターはありませんが、マンション部分が150m2をギリギリ超え、消防点検対象に該当します。

消防点検は、半年に一回消火器の点検をし、三年に一回消防署に報告します。

ただし、有資格者による報告までは不要な規模なので、オーナー自ら行えば良いわけです。

よって、法定点検の費用はゼロです。

 

あと、うちはゴミの収集を民間に委託します。

週2回でなく、月~金の平日すべて家庭ゴミの回収をしてもらいます。

大阪はゴミ出しマナーが悪い地域ですし、入居者サービスにもなりますし、オーナー自身も便利です。

こちらは見積を取っていて、月額6,480円でした。

その費用負担分、少し共益費は上げることにします。

 

したがって、維持管理費は、定期清掃20,000円、ゴミ収集6,480円×12=77,760円、合計97,760円となります。

 

次回につづく

 

現在の賃貸併用住宅 年間収支予想

家賃収入 +288万円

空室損失 △14.4万円(家賃収入の5%)

駐車場収入 0円

礼金収入 +15万円

更新料・その他収入 0円

収入合計 288.6万円

 

維持管理費 △9.8万円

 

トータル収支 +278.8万円