賃貸不動産収支(支出1)
賃貸併用住宅である我が家の収支を検討していきます。
収入のまとめが終わったので、今回は支出について考えてみます。
賃貸住宅経営において発生する費用は以下のものがあります。
今回は維持管理費について検討します。
ここでいう管理費は、建物の維持管理にかかるコスト(Building Maintenance fee)です。
大きく分けると、清掃費と法定点検費に分けられます。
マンションの共用部分(外構、エントランス、共用廊下・階段など)の清掃は当然オーナーの負担です。
清掃も日常清掃と定期清掃に分かれます。
日常清掃は、週に2~4回行い、ゴミ出しの日に合わせるのが一般的でしょう。
定期清掃は高圧洗浄やポリッシャーなどを使った大がかりな清掃で、年に1~2回行います。
賃貸併用住宅の場合、オーナーが住んでいるので、日常清掃は自前でやることができます。
定期清掃も、機械を買えば自前対応が可能でしょうが、専門業者にお願いで良いかなと思ってます。
費用がいくらぐらいか見積もないのでわかりませんが、共用スペースはほとんどないので、年に一回として2万円くらいでしょうか。
法定点検は、消防設備点検、エレベーターの保守点検などがあります。
我が家については、エレベーターはありませんが、マンション部分が150m2をギリギリ超え、消防点検対象に該当します。
消防点検は、半年に一回消火器の点検をし、三年に一回消防署に報告します。
ただし、有資格者による報告までは不要な規模なので、オーナー自ら行えば良いわけです。
よって、法定点検の費用はゼロです。
あと、うちはゴミの収集を民間に委託します。
週2回でなく、月~金の平日すべて家庭ゴミの回収をしてもらいます。
大阪はゴミ出しマナーが悪い地域ですし、入居者サービスにもなりますし、オーナー自身も便利です。
こちらは見積を取っていて、月額6,480円でした。
その費用負担分、少し共益費は上げることにします。
したがって、維持管理費は、定期清掃20,000円、ゴミ収集6,480円×12=77,760円、合計97,760円となります。
次回につづく
現在の賃貸併用住宅 年間収支予想
家賃収入 +288万円
空室損失 △14.4万円(家賃収入の5%)
駐車場収入 0円
礼金収入 +15万円
更新料・その他収入 0円
収入合計 288.6万円
維持管理費 △9.8万円
トータル収支 +278.8万円