賃貸不動産収支(支出7)
賃貸併用住宅である我が家の収支を検討していきます。
今回は支出のうち損害保険料です。
建物には損害保険をかけるのが常識であり、ほぼ100%で火災保険には入ってることと思います。
火災のほか、風災、水災、衝突や盗難など保険範囲を広げていくほど、保険料は上がります。
また、賃貸物件の場合、施設賠償責任保険にも加入すべきです。
マンション敷地内での事故が保障されますし、保険料は安いです。
地震保険は賃貸物件では加入しないのが一般的でしょう。
地震保険は保険料が高く、利回りが下がりますので、地震リスクが高い場合のみ加入します。
地震リスクを把握するものとしてPML値というのがあるのですが、詳細はGoogle先生に聞いてください。
PMLは保険会社に調査してもらいますが、一般個人の投資家にはあまり縁がないものです。
保険料の目安は建築費の0.05%~0.1%くらいです。
長期契約とするほど年当たり保険料は安くなります。
私は安いのでダイワハウスオリジナルの保険で契約予定です。
水災リスクは少ないエリアなので、水災は保険から外します(結構保険料下がります)。
それ以外の保障は充実させ、設備故障リスクも考えて、電気的・機械的事故の保障もつけるつもりなので、
保険料は45,000円くらいの見込みです。
ちなみに、一番安いエコノミータイプで30,000円くらい、地震保険付けるなら27,000円プラスです。
耐震等級最大でこの保険料ですから割に合わないですね(しかも保険金額は工事費の半分まで)。
自宅部分にあたる保険料は除くので、45,000円×50%=22,500円が賃貸部分の保険料となります。
次回につづく
現在の賃貸併用住宅 年間収支予想
家賃収入 +288万円
空室損失 △14.4万円(家賃収入の5%)
駐車場収入 0円
礼金収入 +15万円
更新料・その他収入 0円
収入合計 +288.6万円
維持管理費 △9.8万円
水道光熱費 △2.4万円
小修繕費 △15.8万円
経営管理委託費 △13.7万円
テナント募集費 △8万円
公租公課 △22.5万円
損害保険料 △2.3万円
支出合計 △74.5万円(経費率26%)
トータル収支 +214.1万円