賃貸不動産収支(収入5)
賃貸併用住宅である我が家の収支を検討していきます。
今回は収入のうち更新料収入です。
更新料収入は文字通り契約の更新にあたって、入居者がオーナーに支払う一時金です。
住宅の賃貸借契約の期間は通常1~2年となっており、期間満了時は新たな賃貸借契約を結ぶこととなります。
その際に再度オーナーに契約更新の謝礼金を払うというものです。
地域差があり、家賃の1~2ヶ月という礼金並みの高額な更新料を支払うこともあります。
契約更新の事務手続きに要する費用として、3万円程度の場合もありますし、当然更新料が発生しない契約もあります。
首都圏や京都は更新料を取るのが慣習となっています。
私は大阪ですが、更新料は取らない地域です。
ちなみに、敷引といって敷金から一定額を差し引いて入居者に返還するという慣習が以前ありました。
最高裁で争い、敷引は高過ぎなければ有効との判決が出ておりますが、トラブルの余地があるので、今では見られません。
消費者契約法や原状回復のガイドラインなどが整備される前は、マンションオーナーはガッツリ儲けてたのでしょうね。
いろいろ書きましたが、結論、我が家の更新料収入はゼロです。
次回につづく
現在の賃貸併用住宅 年間収支予想
家賃収入 +288万円
空室損失 △14.4万円(家賃収入の5%)
駐車場収入 0円
礼金収入 +15万円
更新料収入 0円
トータル収支 +288.6万円