賃貸併用住宅の住宅ローン
賃貸併用住宅は、自宅50%超の要件を満たせれば、金利や期間、ローン控除等で有利な住宅ローンを使えます。
ただし、賃貸併用住宅を取り扱ってない金融機関も多く、特に金利の低いネット銀行はほぼ使えません。
大手銀行であっても、提携先のハウスメーカーの家賃保証がないとダメなケースもあります。
賃貸併用の場合、通常の自宅を建てるよりも建築費は高くなります。
住宅ローンが通るかどうかが、賃貸併用住宅作りの一番の難所ではないでしょうか。
インターネットで住宅ローンシミュレーションをすると、月々の返済額や借入可能額などがわかります。
でも、シミュレーション通りの借入可能額を借りられるかというと、そうではありません。
実際に、一部大手銀行は、収益性の低さにより、住宅ローンから撤退しています。
この先30年以上も、そんな低金利が続くとは思えません。
したがって、銀行は住宅ローンの審査では、今の金利でなく独自の審査金利で審査します。
銀行によって異なるのですが、3%以上の金利で審査しているようです(現在の店頭金利2%半ばで審査する銀行もあります)。
将来の金利負担に耐えられるように、高めの金利を設定しています。
そのため、今の金利下では十分に払えるのに、審査に落ちるという事態が生じるわけです。
私が現在ハウスメーカー経由にて仮審査で申し込んでいるのは大手銀行です。
ひとまず8800万円で希望しています。
正直、給与収入からの返済を前提とする住宅ローンで通るとは思えない金額です。
賃貸部分をどう判断してくれるか、営業さんの交渉力に委ねてます。
ダメなら別の金融機関を探すことになります。
結果は今週末には出るでしょうが、何とか通ってほしいです。