普通賃貸借と定期賃貸借
もう12月ですね。
今年は全部屋満室稼動で、賃貸の空室はゼロでした。
100点の収支といって良いでしょう。
来年もゼロならありがたいのですが、どうでしょうか。
ダイワさんが12月で契約が終わるとわかっていたのは、大家としてはありがたいです。
ネット広告は出してませんが、10月頃から1月の募集ができましたので。
先週土曜日に1月から契約する二階部分の賃貸契約書の捺印も無事に終えました。
三階の入居者さんはまだ住んで半年。
すぐには引っ越さないとは思いますが、わかりません。
建物の賃貸借契約には、普通賃貸借と定期賃貸借があります。
普通賃貸借は借りてる側の権利が強く、正当な事由がなければ、オーナーは出ていってくれとはいえません。
住宅の場合、1ヶ月前の退去予告を受けて、次の入居者探しが始まります。
引っ越しが少ないシーズンであれば、空室期間が長期化する懸念があります。
一方で、定期賃貸借の場合、更新がないので契約期間が満了すれば契約終了です。
再契約するか、出ていってもらうかは自由交渉になります。
生活の基盤である住宅に定期賃貸借はほぼありません。
住み続けたくても、契約終了になると出て行かなければいけないマンションになんて住みたくないですよね。
転勤で一時的に部屋を空ける場合などには、定期賃貸借で賃貸に出します。
そうでないと、オーナーが転勤から戻ってきたときに他人が住んでて、自分が住めなくなりますので。
ただし、家賃は相場より低くなりますが。
この前、退去時の鍵交換代として入居者から23,000円取ってるマンションを見かけました。
ぼったくりですが、そんなことわからずに契約している入居者はたくさんいます。
不動産検索サイトでは、ハウスクリーニング代などの一時金は、目立たず小さく記載されています。
貸す側と借りる側の知識格差、情報格差があるからこそ、賃貸経営は成り立つのかもしれません。