事務所賃貸のデメリット
前回は事務所賃貸のメリットを紹介しました。
今回はデメリットです。
・固定資産税増額の危険
土地の固定資産税・都市計画税は、住宅用地であれば大きく優遇されます(それぞれ6分の1・3分の1)。
しかし、住宅以外の部分が一定以上含まれると、一部優遇が外れてしまいます。
(我が家は比率的にセーフです)
また、建物の固定資産税も40m2~の住宅部分は5年間2分の1となりますが、事務所には当てはまりません。
我が家の場合、見た目は住宅で事務所看板も付けない見込みなので、役所の人は住宅と判断しそうですが。
生活に欠かせない住宅と事業不動産とでは、税優遇が結構異なりますね。
・防犯の問題
事務所の利用形態(来店型)によっては、不特定多数の人が出入りする可能性があります。
同じマンション内の入居者にとって、見知らぬ人が頻繁に出入りするのは、防犯面から嫌がるでしょう。
今回話に上がってるテナントは、営業所的な利用で、来客はほぼないようです。
・景気変動の影響
事業は、景気の良し悪しに左右されます。
景気が悪ければ、事務所需要は減りますし、売上が悪ければ払える賃料も減ります。
住宅も給料が下がると家賃負担が重くなりますが、事務所や店舗よりは安定的です。
ざっとこんな感じでしょうか。
あとは、部屋で何か悪いことでもやってるんじゃないか不安になるとか。
今のところ、メリットのほうが大きそうですので大家としては前向きです。
契約決まってくれたら嬉しいです。