賃貸不動産収支(支出5)
賃貸併用住宅である我が家の収支を検討していきます。
今回は支出のうちテナント募集費です。
賃貸借契約の締結に際して、仲介会社に広告宣伝費(仲介手数料)を支払うことになります。
通常の広告宣伝費は、家賃の1ヶ月です。
福岡など地域によっては2ヶ月が標準のエリアもあります。
また、競争力の弱いエリア、グレードの物件は、3ヶ月~4ヶ月というケースもザラです。
広告宣伝費の上乗せ分は仲介会社へのインセンティブとなります。
成約すれば、広告宣伝費1ヶ月の物件の3件分以上の収入が入るわけですから、
仲介会社は、入居希望者にがんがん物件をオススメして頑張って決めようとしてくれます。
オーナーとしても高い宣伝費を払うことになっても空室のまま放置よりはマシです。
新築のうちは1ヶ月で十分決まりますが、競争過多のワンルームは、そうでもありません。
また、昨今では3ヶ月などの高い広告宣伝費を払って高い賃料で契約させ、収益マンションとして売却するケースも増えてます。
我が家は管理会社に広告宣伝費は1ヶ月と聞いてますので、3室合計家賃24万円、入居者の入れ替わりを3年に1回として、
24万÷3=8万円が一年あたりのテナント募集費となります。
次回につづく
現在の賃貸併用住宅 年間収支予想
家賃収入 +288万円
空室損失 △14.4万円(家賃収入の5%)
駐車場収入 0円
礼金収入 +15万円
更新料・その他収入 0円
収入合計 +288.6万円
維持管理費 △9.8万円
水道光熱費 △2.4万円
小修繕費 △15.8万円
経営管理委託費 △13.7万円
テナント募集費 △8万円
トータル収支 +238.9万円