敷地確定
現在、建て替える土地は隣地が越境しています。
都心部であれば、面積が1坪違うだけで、土地の価格が100万円以上変わったりします。
そのため、安易に敷地を譲ることはできず、ましてや他人同士ですから、揉めるのは必然です。
私(親)の土地の場合、隣地との境界杭はあるので、境界線で揉めることはありません。
ただ、明らかに隣地が境界を越えて、私の敷地を利用しています。
越境するものの例としては、屋根の庇であったり、エアコンの室外機、植栽の樹木の枝葉みたいな比較的軽微なものが多いです。
ただ、屋根を壊したり、室外機を撤去すると、隣人は困ります。
この場合、覚書を結んで、将来建て替えるときには撤去します、と約束しておくという手段がポピュラーでしょう。
私の場合、隣地の塀と庭の一部が僅かですが越境しています。
もちろん塀を壊して、土地を返すという選択は取りづらいです。
将来の返還を約束しても、限られた土地ですから利用できないとなると、プランも制約されます。
買ってもらうのもありですが、土地面積は減らしたくありません。
そういうわけで、落ち着いたのは土地の交換です。
こちらの土地の越境部分を譲る代わりに、相手の土地を譲ってもらうことになりました。
しかも、等価交換ではなく、こちらに有利な形での交換となり、大変ありがたいです。
測量や登記コスト、税金の問題はありますが、土地の大きさや形状が良くなるので、建物プランの幅が広がります。
早速全ハウスメーカーに伝えてプランを再考してもらうことになりました。
次の図面を見るのが楽しみです。