旭化成を断った理由
旭化成はハウスメーカー探しを始める前から、考えていないメーカーでした。
ネット情報ですが、ハウスメーカーの中でも旭化成は建築費が高いと言われていたからです。
賃貸併用で考えた場合、高い建築費ではローンが増加し、利回りが悪くなります。
実際は、そこまで高い見積ではなかったです(高いことは高いのですが)。
それなのに、「せっかくだから見てみよう」という妻がモデルルームに入ってしまいました。
すると、話が長い!!
後日の打ち合わせも含めると、一番拘束されたメーカーです。
限りある時間で展示場内でたくさんのメーカーを見たい人は、旭化成は最後にしましょう。
結局、何度かの打ち合わせを経て、旭化成はお断りしたのですが、特に惹かれなかった理由は、以下のとおりです。
外観が好きではない
いかにもヘーベルハウスというあの外観は好きではありません。
耐火性は散々アピールされたのでわかりますが、それでも見た目も大事でしょう。
営業の対応
ヘーベル信者として、ヘーベルハウスの魅力を全力で伝えてきます。
それだけ商品として他社にはない特徴があるということなのでしょうが。
しかし、災害に強いだけが大切ではありません。
営業トークの中で、内装や設備仕様については全く話がなく、契約を勧めてきました。
突発的に起こるかどうかもわからない災害よりも、日常の生活における住み心地を私としては大事にしたいですし、
そこについてのプレゼンが一切なかったのは、他社よりも魅力がないからではないかと勘ぐってしまいます。
コンプライアンスへの姿勢
民法上、建物は隣地との境界から50センチ以上離して建てるようにされています。
旭化成のプランは最初から、30センチほどしかスペースがありませんでした。
そこに言及すると、「隣も守ってないからお互い様」と返答が。
最初、私は民法上に規定はされているけど、慣行的にスルーされているの規定なのかと思いました。
ところが、他社のプランは、全て50センチ以上離したものでした。
他社からも50センチ以内にしようかという話は出ましたが、隣地所有者の同意を取る必要があると言われました。
民法の規定は、遵守されるべき法律だったのです。
グループ会社の旭化成建材の横浜マンション問題に見られるように、この会社の法令遵守に対する姿勢がなんとなくわかったように思えます。
そのような会社に家造りをお願いすると、見えないところで何をやってくるかわかりません。
一気に信用できなくなりました。
そんなわけで、お断りの電話を入れました。
他社と契約したと伝えると、意外とあっさり引き下がってくれて良かったです。
色々と動いてもらった手前、断るのも精神的にしんどいですから。