xevoで賃貸併用住宅を建ててみた

親の土地に賃貸併用住宅を建てます。プランや資金計画、失敗しない賃貸運用を記録していきます。

募集~入居決定まで

賃貸の募集ってこんな感じに進むんだと、参考までに。

 

・4月上旬

管理会社から、同時期に竣工する他物件の募集を始めるから、一緒に募集開始しましょうとの連絡あり。

パース、間取り図、設備の概要を持って、管理会社を訪問。

その際に家賃を決定。

管理会社の何人かに家賃査定してもらったら見事にバラバラ。

ちょうど皆さんの意見の中間ぐらいの家賃に設定しました。

半分冗談で「やんちゃな入居希望者が来たら断ってください」とお願いしました(笑)

 

・4月中旬

管理会社と正式な契約を締結。

管理費は家賃の4%相当と、想定していたより安くなりました。

広告費は家賃の1ヶ月です。

ネットでは、SUUMO、at home、HOME'Sの3つに広告を掲載。

この3サイトが定番のようです。

載せてる情報が結構間違ってたりしたのですが、焦ることもないかと放置してました。

 

・4月下旬

三階の南向きの部屋に申し込みが入り、保証会社の審査も通ったと連絡あり。

新婚さんでおとなしい感じの夫婦とのこと。

RC造の駅前物件と比較して悩んでいたとのことですが、担当のアシストにより無事決定。

入居は2ヶ月以上先にも関わらず、あまりのスピードにびっくりしました。

これならもう2000円くらい家賃上げても良かったかもしれません(笑)

 

・5月中旬

三階のもう一部屋も申し込みが入ったと連絡あり。

我が家はまだ竣工していないので、ダイワハウスの他物件を案内して、こんな感じですよと紹介してくれたようです。

何となく我が家を贔屓してくれている気がする担当さんには感謝しています。

こちらも良い感じの新婚さんのようで、かなり若いです。

家賃が高い部屋から順番に決まっていったので、高くても良い部屋から埋まるということでしょうか。

 

・5月下旬

ダイワハウスより最後の1部屋(二階)を借りたいと申し出あり。

期間は半年程度と短いですが、冬の需要が多くて決めやすい時期に退去してくれますし、

二階の間取りは新婚さんにはやや狭く、三階のようにうまく決まらないリスクを考えて承諾。

モデルルームとして使うようです。

 

・6月上旬

賃貸借契約書に署名捺印。

前払い家賃と礼金を現金でいただく(広告費は控除)。

翌月からの家賃は入居者の口座から自動引き落としです。

ちなみに管理会社の使ってる保証会社は審査が非常に厳しく、入居者の質は担保されています。

 

 

私は中期的に競争力を維持できる賃貸づくりにはこだわりました。

周辺には空き家の新築1LDKが結構あります。

でも、別のハウスメーカーの物件以外には負ける気しませんでしたし、事実負けませんでした。

競合はいくらでも部屋内を見られるのに、未完成の部屋を見られないこちらが選ばれました。

それだけの立地、間取り、設備を提供していると自負しています。

利回り重視の単身マンションはこれからも増えていく気配ですが、脅威ではありません。

賃貸経営はリスクのあるものですが、市場分析をしっかり行うことで、損失はコントロールできます。

 

なお、今のところ順調そうですが、このブログは賃貸併用住宅を勧めるために始めたものではありません。

私がコンサルの立場で相談を受けるなら、むしろ勧めないケースの方が多いでしょう。

後日、このブログの趣旨を述べたいなぁと思ってます。