xevoで賃貸併用住宅を建ててみた

親の土地に賃貸併用住宅を建てます。プランや資金計画、失敗しない賃貸運用を記録していきます。

積水ハウスを断った理由

積水ハウスパナホームと同様に、正式な見積もりを見ることなくお断りすることになりました。

積水ハウスについては、魅力的だけど建築費が高くて断ることになるのかと思ってたんですが、そうではありませんでした。

 

重量鉄骨になる

積水ハウスは、三階建の場合、重量鉄骨となります。

重量鉄骨のほうが軽量鉄骨よりも構造面での安定性は高いと思われます。

また、間取り面での自由度も重量鉄骨のほうが上でしょう。

ただし、旭化成の話では、重量鉄骨であれば、地盤改良費が非常に高くなるとのことでした。

ざっくり軽量鉄骨で200万円、重量鉄骨で500万円でした。

積水ハウスであれば基礎や杭の使い方も異なって、それほど変わらない費用になるかもしれませんが、それを確認することなく断ったので真実はわかりません。

でも、トータルコストはやはり重量鉄骨よりも軽量鉄骨のほうが安いでしょう。

 

また、耐用年数でみても、軽量鉄骨27年、重量鉄骨34年ですから、軽量鉄骨のほうが減価償却費が高くなります。

これは賃貸併用住宅の場合、不動産所得の経費が増えることになり、税金面で有利です。

ちなみに、耐用年数が短い軽量鉄骨のほうが寿命が短いというわけではありません。

耐用年数の考え方については、いずれ触れてみようと思います。

 

間取りが残念

積水ハウスの設計も非常に残念なものでした。

設計担当は若かったので、設計の力量が不足していたように思います。

無駄に賃貸部分の共用階段がデカいし、賃貸の居室なんて使い勝手が悪すぎました。

間口が狭く奥行きが長い土地ですので、設計力の差が各社で顕著に表れたような気がします。

 

外壁の選択肢

積水ハウスといえばダインコンクリートですが、三階になるとダインコンクリートは使えません。

たぶん重すぎるんでしょうね。

選択肢はサイディングとなりますが、外壁にサイディングは使いたくなかったので、この点でも残念です。

と、思ったら、サイディングではなく、シェルテックコンクリートという外壁のようで、耐久性は高いようです。

 

なお、積水ハウスの営業はタイル貼りはやめた方が良いと言ってました。

タイル自体はほぼノーメンテナンスですが、接着剤で止めてるので、剥がれるとかなりの費用がかかるようです。

積水ハウスがタイル貼りを採用していないのは、そういうことみたいです。

接着剤の性能は上がってるでしょうから、ほとんど心配ないかもしれませんが、職人の腕にも左右されますし、こればかりはわかりません。

 

積水ハウスの営業も、残念そうではありましたが、特に揉めることなく、サヨナラとなりました。